富士市内・富士市周辺の有志らによって構成された市民吹奏楽団。
通称「富士響」。

 年2回の定期演奏会と年1回のポップスコンサートを軸として活動している
社会人による吹奏楽団。

 定期演奏会では、音楽の原点であるクラシックを基調としたプログラムを組み、
吹奏楽ではピアノ協奏曲を演奏するなど、新しい分野を切り拓いた。
地元をはじめ中央から多彩な客演を招き共演している。

 ポップス・コンサートでは、肩の凝らない楽しい音楽会を企画し
好評を博している。
 

【沿革】

 1972年(昭和47年)7月 「富士市民吹奏楽団」として結成。

 同年11月         結成披露演奏会を行う。

 1973年4月        「富士吹奏楽団」と改称。

 同年8月          「富士交響吹奏楽団」と改称。

 〜現在に至る。

 

【演奏会以外の諸活動】

 富士市成人式における式典演奏

 富士市新春音楽コンサート

 富士市民音楽祭

 チャリティーコンサート

 

指揮:石川喬雄(Takao Ishikawa)

北海道富良野市生まれ。武蔵野音楽大学器楽科卒業、同大学院修了。
チューバを佐藤倉平、室内楽をクルト・プチケ氏に指示。
在学中東京文化会館にてリサイタルを開催。
1973年及び1974年、音楽研修のため渡米。 

 1981年中華人民共和国文化部の招きにより富士見高校吹奏楽部と共に訪中、
上海及び北京にて演奏を行い大成功に導き、以来7度の中国演奏旅行を挙行好評を博した。
更に1988年、中国天津音楽学院より単独で招聘され学生の指導を行い、
以来毎年同音楽学院より特別講師として招かれている。
2000年3月、これまでの音楽指導が評価され、同音楽学院より
管弦系客員教授の称号を授与された。

この間、1972年には富士交響吹奏楽団の前身・富士市民吹奏楽団の結成に参画し、
常任指揮者に就任。同楽団を指揮し、本件を代表する社会人の吹奏楽団に育てた。

1973年、静岡県吹奏楽連盟より優秀指揮者賞を、
1978年には日本吹奏楽指導者協会より優秀指揮者賞をそれぞれ受賞した。
このほか、1983年、1986年には市民大合唱「ベート−ヴェンの夕べ(第九交響曲)」を指揮し、
大成功に導き、1987年には、富士市教育委員会より教育文化奨励賞を受賞し、表彰を受けた。
また、1994年には日本吹奏楽指導者協会より、
2000年5月には全日本吹奏楽連盟より、吹奏楽の発展に多大な貢献をしたとして特別表彰を受けた。

現在、静岡県富士見高等学校講師。同校吹奏楽指揮者。
日本管打吹奏楽学会会員。日本ユーフォニウム・チューバ協会会員。
富士交響吹奏楽団常任指揮者。中国天津音楽学院管弦系客員教授。
中国山東省煙台芸術学校客員高級講師。

 

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